何で勉強しなければならないのか? の答え(中学生編)親目線

教育

何で勉強しなければならないのか。

こどもがいると必ず聞かれるであろうこの質問。

今回中学生になる息子がこの質問をしてきたら、どう答えるか考えてみることにした。考えた結論は、この質問に対する答えは持ち合わせていないと感じた。

この質問は子供が小学生の時にも聞かれたはず。おそらく小学校低学年だったと思う。

その時は生きていくのに漢字が読めないと不便だし、計算が出来ないとおつりの計算もできないよ。そのため小学校の勉強は生きていくのに必要だから、がんばって勉強するようにと伝えた記憶があります。

小学校の勉強は生きていく上で必要なことが学べるし、この勉強を大事にしてほしいとは今でも思っています。

私自身もなぜ勉強すべきか分からなかった学生時代

今思えば、私が子供の時も「何で勉強しなければならないのか」に対する明確な答えは持ってなかった気がします。特に中学高校時代は、ひかれたレールの上をただ歩いていました。

テスト前は必死に暗記し、この勉強に何の意味があるのだろうと頭の片隅で考えながらも、やりすごしていました。

学生は勉強しなければならないものと周りの大人に言われて育った気がします。中高と普通科に通った私は専門的な勉強ができる高専についても知らなかったし、通信教育で高校を卒業している人も周りにはいませんでした。

わたしが学生だった1990年代は高校以外の進路の選択をする人は少ない時代だったけど、好きなことや夢があるならそれにふさわしい勉強をすることもできたかもと今では思います。例えば留学を視野に入れて、通信高校を選択したり、スポーツに集中するためにスポーツ科に行ったりなど。

わたしの周りの高校に行かない子の選択肢は、働くか留学、プー太郎くらいだった気がします。

語学に興味があった私は、留学をしてみたいと夢は抱くものの、家計的に長期留学に出られないだろうと子供ながらに思っていました。学校の交換留学のプログラムがあることも親から聞かされないままでした。留学の話を聞いたら、絶対行きたいと答えたと思うので、あえて言わなかったのだと思います。

大人になってから、あまり費用をかけずに留学する方法を調べたり、人から聞いて教えてもらいました。しかしそれを知ったのは社会人だったり、家庭を持ったあとで色んなことを投げうってまでやろうとは思わなかったです。

なぜ勉強すべきかなんて分からないというのが本音。私も答えが知りたい

本題ですが、中学校にあがる息子に「何で勉強しなければならないのか」と聞かれたらどう答えたらいいだろう(疑問)と思っています。

本音を言うと、その答えを私は持ち合わせていません。

なぜなら自分の中でも納得できる答えがないからです。もちろん中学でも新しい漢字を習ったり、家庭科などでもっと複雑な家事を身につけることができます。

しかし数学や英語、古典、歴史など生きていくのに決して必要でないものもあるからです。これらの勉強が不要というつもりはありませんが、将来を考えるのにもっと必要な形で勉強できたら、また興味が出る方法やタイミングで勉強できれば違うのにと思うのです。

学習したいタイミングや内容、方法にもっと幅が出来たらいいのにと思うのです。オンライン学習が出来るようになった2024年現在、つまらない先生に習うよりもオンラインで分かりやすい先生に習った方がよっぽど身に付く気もします。

現代社会では英語くらいできないとと言われますが、学校で英語を学んでも話せるようにならない教育です。そんな教育に何の意味があるのでしょうか。

それならオンライン英会話をやったり、アプリで文法や単語を覚える方がよほど効果的だと思います。

また一生じぶんは日本を出ないよという人に英語は必要でしょうか。私は仕事柄、英語を使ってきましたが、知り合いのママ友は学校卒業以来、英語に触れていないため図書館を表すLibrary(ライブラリ)の単語も知らないとのことでした。

このように人生において英語が必要ない人もいるのです。それならもっと興味のあることを勉強できたら良いのにと思うのです。例えば花や鳥、色、動画編集、心理学、哲学などに興味がある人もいるでしょう。

中学年代では自分の好きなことなんて分からないから色々なことを勉強してみる必要があるという意見もあると思います。それなら歴史を勉強するにしても、自分の興味を覚える勉強方法が選択できたり、興味の赴くままに学習できたらいいのになと思うのです。

歴史ひとつをとっても、縄文時代から勉強する必要はありますか? 中には武将が生きていた戦国時代にとても興味があるという人や、現代に近い明治や大正時代に興味がある人もいるでしょう。

全体をさらっと知識として知ることは必要かと思いますが、何年に何が起こったと記憶する必要はどこにあるでしょうか。

教育内容や画一的な教育方法に問題がある気がしています。

ここまで色々思うところを書いてきましたが、「なぜ勉強をしなければならないのか(中学生)」という子供への明快な答えは今のところはまだありません…。何なら高校も一般的な高校に行く必要はないと感じています。

なぜ学校にいかなければならないのか?

では一歩進んで、なぜ勉強しなければならないのかではなく、なぜ学校に行く必要があるかについてです。

これについては、一応の答えを持っているので、下記のように答えると思います。

学校に行くことで日ごろの生活習慣が整うこと、また人間関係を学ぶ勉強が出来るので、家でひとりで学習するよりは学校に行くことを勧めたいと思います。

どうしても自分に合う学校がない、いじめなどで他校に転校もできないような環境であれば、無理に学校に行く必要もないとも思います。

しかし学歴は生きていく上で必要なことが多いので、通信などでとれるようにはすると思います。

取り留めもない話題ですが、今の自分が思っていることをまとめてみました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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