副業を何にするか迷ったら、何時間やっても苦にならないものを選ぶべし

ライフワーク

副業を始めるなら、自分が何時間でもやっていられる分野でやるのがオススメ

副業を始めようと思ったら多くの人がネットで「副業 おすすめ」や「副業 在宅」などと検索すると思います。

そうするとポイ活や内職、ライター、コーチングや、怪しそうなものまで色々出てくると思います。

夜や週末の空いた時間に少しのおこづかい稼ぎができるものがあればいいなと考え、探す方が多いかと思います。

しかし結論をいうと、万単位のお金を継続的に稼ごうと思うと、それなりの大変さがあり、空いた時間にちょこっとやれば稼げるようなものはほぼありません。ある程度軌道に乗せれば外注したりできますが、短い時間で成功できるほど、簡単ではありません。

簡単であればあるほど、単発だったり、短期的にお金が入るものに留まります。例えば、クレジットカードを作るとポイントサイトでポイント(お金に変換可)がもらえたり、メリカリやヤフオクなどで不用品を売るとお金が入ってきたりします。

これらは簡単にできますが、ずっとお金が入る仕組みではありません。売るものがなくなれば、自動的に終了します。

副業で有名なもので、せどりというものがあります。安く仕入れて高く売るという方法です。一見すると簡単ですが、仕入れからマーケティング、サイト運営、販売、事務処理など一貫した作業があります。

今では簡単にウェブサイトやオンライン店舗を作れるようになりましたが、簡単に始められるか?というとそうではありません。

知識や労力がかかります。そのため、副業は簡単ではないという前提でお話していきます。

私が副業にチャレンジした話

私は2018年頃に、フルタイムの正社員で子育てしながら副業に取り組んだことがあります。その後、副業をもっと頑張りたいという気持ちから正社員を辞めてしまいました。

しかし結局稼げずに終わったので、副業するなら仕事をしながらまずはがんばってみるのをおすすめします。

副業を始めた当初は、育児のための短時間勤務中で給料が減り、もっと稼げる方法はないのかと考え、通勤時間に検索にいそしんでいたら、副業という方法を見つけました。

副業には色々な種類がありますが、わたしが選んだのはアフィリエイトという広告収入を目的としたサイト運営でした。

企業が紹介してほしいサービスや商品を、個人のホームページ上で紹介し、紹介したものが売れたら広告料としてわたしにお金が入ってくるという仕組みです。

サービスや商品を持つ企業と販売したい個人の間に入ってくれる広告代理店があります。

大手の有名なのは下記3つです。自分の持っているインスタやブログを下記代理店に登録しておけば、さまざまな広告主の商品やサービスを紹介できます。現在は、Instagramのタイアップ動画などでアフィリエイトをやっている人が多いです。

A8.net(エーハチ)

ACCESS TRADE(アクセストレード)

JANet(ジャネット)

わたしが副業に挑戦したとき、サイト運営をして自由になろうをテーマにした、アフィリエイトサイトの運営方法を一から教えてくれる塾を見つけました。

ブログは書いたことがありましたが、サイトを作るのは初めてで、ウェブサイトの仕組みやサイト運営の知識はありませんでした。そのため高額でしたが、そのビジネス塾に入りました。9か月ほどで100万円弱かかりました。

当時のわたしには大金でしたが、なんとか稼いでやるとノリにのった気持ちで、夫にも相談せず勝手に入会を決め、帰りの道中で事後報告をしました。

結論をいうと、家のお金を使ったにも関わらず、投資した代金を回収する程の稼ぎはあげられませんでした。

指導を受けた期間は9か月ほどで、得た金額は20万円に満たない額でした。

同期が100名弱いましたが、脱落する人が多かったです。肌感覚で、ビジネスとして軌道にのせられたのは数パーセントほどかと思います。

数百万単位で稼げるようになった人が2パーセント、わたしのような数十万の人が5パーセント未満という感じでした。

一部の人はかせげるようになったので、指導に問題があったわけではありません。ではなぜわたしを含め多くの人は稼げなかったかというと、ビジネスマインドが足りていなかったからだと思います。

副業塾に参加していた人の多くは、雇われの身の会社員です。本業に多少の不満はありつつも、辞めることができない。けどもっとお金が欲しいし、現状を何とか変えていきたいと考え、挑戦を決めた人たちでした。

そんな私たちには共通点がありました。

それは自分でビジネスを考え、構築したことがないということです。お客さんが何を望んでいて、どのように商品やサービスを紹介したら、それらを買いたいと思ってくれるか、考え抜く力が圧倒的に足りていなかったと思います。

またそのビジネスを何としてでも、やり遂げたいという意思も足りなかったと思います。生活に困窮しており、捨て身の覚悟でやったら、違った結果だったかもしれません。

事業を起こすときは、以下の大きなパターンがあります。
1.自分の考えた商品やサービスを販売する
2. お店のように色々な商品を取り扱う

わたしが取り組んだのは2番のパターンです。

自分の商品ではないものをオンライン上で買ってもらうように営業します。そのため、その商品について詳しくなり、メリットデメリットを踏まえた上で勧める必要があります。

販売するだけならいいのですが、勧めるとなると、その商品やサービスに絶大な信頼がないとできないことです。

自分が使って良ければいいのですが、サイト作成のために、一時的に使ったものを大きな口で紹介するなんて出来ないとわたしは感じていました。

ビジネスなんて多少のウソもしょうがないと思えば、そうかもしれません。しかしバカ正直なわたしの性格から、人様のものを営業し続けるのはキツイと感じてしまいました。

会社員時代やアルバイトで、営業の仕事を経験したこともあります。このときは、お給料をもらうためにやっているので、自分の意思にはフタをして、営業トークもしていました。短期間であれば、営業職は比較的得意な方かと思います。

しかし自分のビジネスとしてやるなら、自分の気持ちにウソをつきたくないと感じるようになりました。自分の興味のある範囲で、かつ魂が震えるようなビジネスである必要があるなとそのとき思いました。

寝るのが惜しいくらい、また長時間作業もいとわないような、自分の興味のあることをビジネスにしようと思うようになりました。「それが何なのか」を今さぐっているのですが…

ここまで副業をやってみたけど、選ぶビジネスを間違えてしまったという話をしました。このように始めた副業が1回で成功の道をたどるとは限りません。

そのため今仕事をしているなら、大変ではありますが、仕事をしながら少しづつ副業に取り組んでみることをオススメします。ここで大事なのは自分の魂が震えるような、好きなことを選ぶことがポイントです。趣味の手芸でも、イラストでも、占いでも何でもいいと思います。

自分が何時間でもやっていられる分野で、仕事をしながらまず出来るかどうかやってみるのがオススメという話です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。

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