どこにでも行ける時代なのに行けないのはなぜだろう

子育て

2024年日本人は海外旅行に行かなくなってしまった

2024年現在、多くの日本人にとって海外旅行は簡単に手が届かないものになってしまったように感じます。

コロナで海外との行き来が出来なくなり、それから段階的にマスクや行動制限が外れていくなか、心理的にも海外に行きづらくなってしまったという人も多くいると思います。

コロナは季節性インフルエンザと同様の5類感染症に移行したので自由に海外に出かけてもいいのですが、下記の理由から海外旅行に消極的になっていると思われます。

  • 円安
  • 物価高
  • 給料が上がらない
  • 海外旅行費が1.5倍〜3倍程度に高く
  • 心理的抵抗
  • 趣味の多様化

コロナの間に、別の楽しみを見つけた方も多くいるかと思います。またそんなに高いなら行かなくても良いやと感じている方もいるかと思います。

私自身は2023年年末から2024年にかけて、4年ぶりの海外旅行にでかけてきました。

アジア圏に出かけましたが、ついこの間まで発展途上国と言われていたような国の方が今や羽振りが良い印象をうけました。

飛行機や船で大体の国は行ける

2024年、日本を含め世界には196の国があるようです。それらの国へ飛行機や船で行くことができます。

日本人の方でも全制覇に近い位行っている方もいますが、多くの日本人は全く行ったことがない方〜多くても数十カ国程度ではないでしょうか。

私が行ったことのある国や地域は14カ国です。韓国、中国、台湾、香港、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ミャンマー、ニュージーランド、アメリカ、ドイツ、フランス

本当だったら世界をもっと見て回りたいと思っています。しかし、なぜ行きたい国があっても行けないのか考えてみようと思います。

時間はあるけどお金が足りない学生時代

私が初めて海外に行ったのは20歳のときでした。大学生のときに母とインドネシアのバリ島に行きました。

その後はニュージーランドに短期留学をしたり、海外旅行にひとなみに出かけるようになりました。

大学時代はアルバイトをして、貯まったお金で友達と海外旅行に出かける人もよくいました。わたしはピースボートという世界一周クルーズに乗ってみたいと考えたこともありました。

お金はあるけど休みがない社会人

その後、新卒で会社員になるとボーナスなどでまとまったお金は入ってくるものの、旅行に行くには時間もお金も足りないと感じました。

看護師や警察官のようにシフト勤務の人以外は、長いお休みが取れる時期はGWやお盆休みかと思います。

そうすると最も旅費が高い時期に旅行することになり、若手の給料ではなかなか手が出ませんでした。

結果的に週末に1〜2日追加して行けるアジア圏の韓国や中国、香港、台湾やグアムなどの近場の旅行先を選ぶことになります。

ヨーロッパや中東、アメリカへはなかなか出かける気も湧きませんでした。シングルでお金も時間も自由になるはずなのに、自由に旅行も出来ず、学生時代にもっと旅行しておけば良かったと後悔したのでした。

お金も時間も自分だけに使えない子育て世代

子育てが始まると、まずパートナーと休みを合わせる必要があります。そして子供が小学生ともなると子供の予定も考えなくてはなりません。

また子供の旅費もかかってくるとなると、なかなか簡単に旅行には出かけられません。けれど家族で旅行がしたいと考え、なんとか数年に1回の割合で海外に出かけていきました。

老後になる前にもやりたいことはしたい

子供がもうすぐ中学生になるので、さらに忙しくなることを見越して、年末に久しぶりの海外旅行に出かけました。

本当なら、これからも毎年のように旅行に行きたいと思いますが、旅費が高くて行けないと思います。

燃油サーチャージが相変わらず高止まりしてますし、アメリカやヨーロッパは物価が高く、円安の日本から行くのは高すぎです。

旅行に出かけられても、食費や現地滞在にお金がかかるため、よほどお金貯めてから行かないとと思っています。

日本人が普通に旅行に出られるようにまたなってほしいです。長くなりましたが読んで頂きありがとうございました。

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